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日銀マイナス金利導入 甘利明大臣の辞任も関係? [経済]

日銀がマイナス金利の導入を決めたと発表されました。


実施は来月からのようですが、
このマイナス金利、マイナスって言葉が気になります。


金利がマイナスなわけですから、
私たちが預けている預金の金利は大丈夫なのでしょうか。


銀行からの貸付金として利息を払わなければならないことにならないでしょうか。


マイナス金利とは、
民間銀行が日銀に預け入れる金利がマイナスになるという意味で、
銀行に預金を預けている民間人には問題にならず、
利息を取られることもありません。


民間銀行は日銀にお金を預け、その際金利を受け取りますが、
日銀への預金に対する金利をマイナスにすると
民間銀行は資金を日銀に預けなくなり、
一般企業などへ貸し付けを行おうとしますので、
その結果、市場に資金が供給され、
民間投資が触発され、
景気を良くするカンフル剤になるというのがマイナス金利の目的です。


アベノミクスの効果で円高から脱却し、
株価も2万円を超え、せっかく景気が良くなってきましたが、
年明けから中国景気の減速や、
原油安に端を発した日経平均の下落など景気が下降気味になりつつあります。


そこで景気の起爆剤として日銀がマイナス金利導入を決めたようです。


TPPで活躍された甘利明前経済再生相の辞任も関係するかもしれません。


ただし、あくまでカンフル剤であって、
長く続けば逆効果になりかねないようです。


日経平均も報道直後は値を上げましたが、
結局は値下がりしました。

投資家の皆さんが効果を不安視したのかもしれません。


金融政策が重要なことは分かりますが、
結局のところ経済の構造改革が無ければ企業は大きな投資に踏み切れないのでは?



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