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鴻海(ホンハイ)シャープ買収で決まるのか? [経済]

経営不振に陥り資本金1億円にすることにより
外形標準課税を逃れることまで考え、
結局は5億円まで減資したシャープですが、
鴻海(ホンハイ)の買収案をのむか、
産業革新機構の支援を受けるかで揺れているようです。


鴻海(ホンハイ)の支援総額は7000億円、
産業革新機構の支援は3000億円ですから
シャープの経営幹部としては
鴻海(ホンハイ)の条件の方が圧倒的に再生可能性ある支援と判断し、
すぐにホンハイの支援を決定してもいいようなもの。


しかし、日本政府の意向である液晶技術の海外流出を懸念して
シャープは迷っているようです。


ホンハイ支援は金額もさることながら経営陣の続投、
シャープブランドの温存など圧倒的に産業革新機構の条件を上回ります。


ここまでしてホンハイがシャープを欲しがる理由は何か?


興味がありますが、既存事業の限界説がささやかれているようです。


中国の低い人件費を武器に
大手メーカーから定額受注し事業を拡大してきましたが、
中国国内の人件費高騰により、
今までのビジネスモデルの将来性に?がついているようです。


また、下請け業ではなく、エンドユーザーが直接手に触れる製品を作る
メーカーへのあこがれもあるようです。


パナソニックはじめ、白物家電のリストラにより
高度技術が外国へ流出したことによる
大手家電メーカーの衰退の記憶が新しい今では、
技術流出は避けてほしいことは否めません。


同じく業績不振で大きなリストラに迫られた
東芝との業務提携、合併等で起死回生の大逆転など、
各メーカーの強みを活かした経営で
景気回復、雇用の確保を図ってほしいものです。





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